やまぶき会関東支部設立趣意書

洛南高等学校は、弘法大師空海が天長5年(西暦828年)に設立した日本最初の私立学校「綜藝種智院」に起源を有し、昭和37年に現在の校名になりました。御仏の教えを受けた卒業生たちは、今や全国各地で活躍するようになってきました。

 特に近年は首都圏の大学への進学者が増加し、さらに関東地方での活躍の場が広がることが予想されています。このような状況のなかで、京都の母校を遠く離れても、いや遠く離れているからこそ、同窓生同士の結びつきを渇望する声が 、特に関東地方に在住する同窓生を中心に起こってきています。

 また母校およびやまぶき会本部においても、これまでにも京都以外の地域での同窓会的な組織の必要性が議論されていて、特に関東地方では進学者も多いことからそのような組織の設立が嘱望されていました。

 そこで、関東地方における同窓生の結びつきを強め、母校およびやまぶき会の発展に寄与することを目指し、このたび「やまぶき会関東支部」を設立することになりました。「やまぶき会関東支部」は、京都を中心とするやまぶき会本部の活動を補完する機能に加えて、関西出身者が多い卒業生の関東地方における受け皿的な役割を目指します。

 同窓会の支部として活発な活動を継続させるためには、支部の存在によって同窓生および母校に利益をもたらすことが不可欠と考えます。そこで「やまぶき会関東支部」は、同窓生の親睦会にとどまらず、主に母校から首都圏の大学へ進学する者を対象とした各種支援を始め、就職活動に結びつく学生と社会人の交流の場の提供、さらにビジネスに結びつく社会人同士の交流の場なども、あえて活動の前面に打ち出すことを含めて検討したいと考えています。

「やまぶき会関東支部」活動内容案としては、

を掲げ、今後の議論の中で、より具体的な活動内容を決めていく予定です。

 以上の設立趣意をご理解いただき、「やまぶき会関東支部」の発足に対しまして皆様のご賛同ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2001年6月吉日

発起人代表 青山裕一(昭和63年卒)

発起人

川本 光雄(昭和45年卒) 富 喜久夫(昭和45年卒)
志村 智之(昭和49年卒) 原田 裕幸(昭和51年卒)
高橋 久義(昭和52年卒) 増田 貴司(昭和53年卒)
新谷 浩 (昭和54年卒) 堀井 幹也(昭和54年卒)
滝沢  修(昭和55年卒) 山井 和則(昭和55年卒)
平野 滋三(昭和56年卒) 佐々木 康人(昭和57年卒)
魚住 武敏(昭和59年卒) 寺田 幸弘(昭和59年卒)
西山  慶(昭和63年卒) 山崎 憲一(昭和63年卒)
海外 浩平(平成7年卒)  廣田 圭祐(平成11年卒)


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